KTMのブラッド・ビンダーは16番手からスタート、初回のスタートではフロントのグリップが足りず、2回目のスタートではタイヤがオーバーヒート。しかし、最後はヨハン・ザルコ、中上 貴晶も抜いて4位を獲得している。
16番手から4位は嬉しい
ブラッド・ビンダー
「今日は正直非常に難しいスタートでした。スタートで問題が起きてしまってフロントの温度が低すぎたんです。グリッドに付く際もタイヤ温度が低すぎて転倒するかと思いました。その後も1周目はレインで走行しているような気分でしたね。」
「レッドフラッグの後のスタートでは上手くいきましたが、フロントタイヤが非常に頼りなくて、あまりにも柔らかい感触だったんです。ブレーキングやエントリーでタイヤが支えてくれる感触が皆無でした。」
「とにかくタイヤをオーバーヒートさせないように注意を払って走行する形だったんです。最後には前のライダーとの差も開いて、タイヤにも風があたるようになっていきました。全体的には16番手から4位で完走出来たのは嬉しいですね。」
(Photo courtesy of michelin)