先週末は2勝を達成したスコット・レディングだが、前回よりセッティングは変えておらず、リラックスして走行することをメインとしていると語る。今までは自分をハードに追い込んでしまうことが多かったが、それを止めてリラックスして走行に挑むことで結果を出せるようになってきたようだ。2022年の契約も既にまとまり、残るレースはDucatiでの仕事をしっかりとやりきる形となる。[adchord]
落ち着いて走行することを心がけている
スコット・レディング
「今週末は2勝出来ていますから嬉しいです。バイクはあまりセッティングを変えずに乗り込んでいった形でした。レース2ではジョナサン・レイの後ろについて2位を維持しようと思っていました。彼のうしろで走行する中でプレッシャーをかけ続け、それによって彼のミスがあったのを逃しませんでした。トプラックに接近するには差が既に開いていたので叶いませんでした。あと5周は早くアタックする必要があったでしょうね。」
「シーズン前半はプレッシャーを感じていたんですが、ドニントンの後に心境が変化して、リラックスしてライディングするようになっています。落ち着いて走れば優勝出来るポテンシャルはあるのだからと考えて、リラックスしています。」
「ですから、よく休んでリラックスしてレースに挑むことにしています。バイク自体もドニントンから全く変えていません。気温も大きく変わったコンディションの中で良い走りが出来ています。しっかりとポイントを獲得して週末を終えられたのはポジティブですね。」
「今回は優勝出来たレースもありましたけど、いつも全力を尽くしています。今までと違うのはあまり無理をせずにリラックしてレースに挑むようにしているんです。」
「現時点ではジョナサン・レイとトプラック・ラズガトリオグルがチャンピオンシップ争いをしていますから、自分は蚊帳の外ですが、自分は彼らとのギャップを詰めようと努力を続けているんです。自分がミスをしても彼らとの差は大きく開いていますから、彼らにとってはミスをしないようにとプレッシャーがかかる状況でしょう。」
「今はとにかくコンスタントにミスをしないように走ろうと思っています。今までは自分をかなり追い込んでしまっていたので、それを止めて落ち着いて走行するようにしています。あまりハードに無理をしないように、この先もコンスタントな走行を続けていこうと思います。」
(Source: Ducati)
(Photo courtesy of Ducati)