51,000人を超える観客が観戦をする中で、地元選手であるスコット・レディングはドニントンパークでBMWに移籍して初の表彰台を獲得。レディングはスーパーポールレースで3位を獲得。上位選手まであと一歩のレース展開となった。レース2では途中まで4位で走行していたが、その後順位を下げて5位となった。今回は新たに使用したスイングアームの効果が大きかったと言われており、これが今後のレースでも有効なのであれば、上位争いに参加するレディングをより頻繁に見ることが出来るだろう。[adchord]
大きなステップになった
スコット・レディング
「BMWで初の表彰台を獲得できたことは素晴らしいです。スプリントレースでの表彰台ですが、この目標達成のために終盤まで攻め続けなければなりませんでした。BMWのスタッフはガレージで懸命に働いてくれています。」
「そしてこのモチベーションの高さが、このプロジェクトの大きな支えになっています。週末はずっと好調で、常にトップ5かトップ6につけていましたし、ラップごとに、そして決勝でもその差はかなり縮まってきています。」
「今はマシンのフィーリングも調子もいいです。スイングアームを新しくしたことで、乗り心地も良くなり、一歩前進したような気がしています。これで自分のバイクだという感じがしていますが、これはとても重要なんです。」
「フロントには自信があります。新しいタイヤを履いて、良いセッションと悪いセッションが別れているわけではなく、コンスタントにこの状態をキープすることができています。今回はずっといいポジションにつけていましたし、さらにトップ選手に近づくことが出来ています。」
「レース1からレース2にかけては、かなり差を縮めることができたと思います。自分にとっても大きなステップになりましたし、満足しています。このプロジェクトで自分達が置かれている状況は、常に「前進あるのみ」です。」
「0.05秒でも0.5秒でもトップに近づいているのであれば、到達するまで改善が必要なんです。全体としてはとてもいい週末でした。すべてのレースでファンの声援があり、熱狂的でしたね。ファンにも自分が全力で走っているのが伝わったでしょうし、それが楽しいんです。こういうことが重要なポイントなんですよ。」
(Photo courtesy of BMW)