ペッコは週末を通じてポジティブな走行をしていたが、決勝ではタイヤのグリップ不足に苦戦。FP4のようなペースを発揮できず、後半はまるでMoto2だと本人が語るほどのペースで順位を落とした。チャンピオンシップ争いに関しては既に白旗で、ファビオのタイトル獲得が濃厚だろうと語る。

週末と決勝でタイヤのグリップが異なる
フランチェスコ・バニャイア
「今回のレースに関しては何もコメントする事がありません。全く予想していない結果になりました。週末を通じてトップで走行していました。FP4でもトップ付近のタイムでした。しかしレースではグリップが低く、今までのレースでここまで苦戦したことは無いくらいの状況でした。なんとか順位を落とさないようにしながらのレースでしたね。」
「終盤はまるでMoto2のようなタイムで走行していましたし、今までレースからすると明らかに普通ではない状況でした。チャンピオンシップに関してはファビオとの差が70ポイントほどになりました。これから先の挽回は難しいでしょうから、既に彼がチャンピオンシップ優勝したと言っても過言ではないでしょう。」
「週末を通じて良い形で走行してきたものが、レースでは再現出来ないのでは、どうしようもありません。タイヤの問題なのかなんなのかわかりませんが、ミシュランには何が起きているのか尋ねる必要があるでしょう。」
(Photo courtesy of michelin)
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。