タイヤの摩耗に苦しんだミルは、フロントソフト、リアミディアムという、優勝したクアルタラロと同じ組み合わせでレースに挑んだ。タイヤマネジメントが得意なミルが苦戦したわけだが、集団に埋もれながら走った序盤から中盤でタイヤの摩耗が進んだのか、タイヤ自体の影響か解析を進めてアラゴンに挑む事になる。
MotoGP2021イギリスGP 9位ジョアン・ミル「終盤はタイヤが終わってしまって何も出来なかった」[adchord]

決勝以外では問題は発生していなかったのに

前半はレースをコントロールしながら良い位置で走行する事が出来ていました。しかしフロントタイヤが残り15周くらいからフィーリングが悪化していきました。

「終盤はタイヤが完全に終わっていて、なぜこうした状況になったのかを理解する必要があります。この位置は自分達の実力を示していませんから、タイヤ選択が問題だったのかを含めて理解が必要です。」
MotoGP2021イギリスGP 9位ジョアン・ミル「終盤はタイヤが終わってしまって何も出来なかった」
「週末を通じてこのタイヤで作業をして問題がなかったのですか、決勝では摩耗に苦しみました。正直なところ、決勝だけでこうした問題が発生するのでは予想のしようがありませんよね。アラゴンではスピードを発揮する事が出来ていますし、これからのレースが楽しみですね。」

(Photo courtesy of michelin)