ヤマハテストライダーのカル・クラッチローは初日総合で3位タイム。もちろんこれは金曜日の練習だからということもあるだろうが、本人とチームにとってはポジティブな影響を及ぼすはずだ。とは言え、レースや各種走行で順位を追うことではなく、テストライダーとしての仕事をしっかりとこなす事が何よりも重要と語った。
今は順位は気にしていない
カル・クラッチロー
「良いタイムが出ましたが、セクター1のタイムがすでに良かったので驚きはありませんでした。セクター1は得意ではありませんから、ここが既に良かったことで良いタイムが出るだろうと思っていました。ここまでプッシュして走行は最近していませんから、再び慣れて行く必要があります。」
「自分にとってはタイムよりも情報をしっかりとチームに伝えていく必要があります。それに明日はさらに皆のタイムが上がって47秒フラット付近までいきでしょうからね。前回のレースでも100%プッシュしてはいませんが、自分の仕事は情報を得てフィードバックすることです。明日のFP3では15番手くらいまで順位は落ち込みでしょうが、それ自体は問題ではありません。」
「他のヤマハ選手が今年使用していないパーツを試すなどしていますが、こうした作業が重要です。レースで本気で走れば良い結果を未だに得られることはわかっていますが、今はもう順位は気にしていません。速く走行出来ることはそれ自体良いことですが、自分の仕事はテストライダーですから、順位を追うことは重要ではないんです。」
(Photo courtesy of michelin)