キャリアを通じて最高とも言える走行が続いているアレイシ・エスパルガロ。金曜日の段階でトップ5付近で名前を見るのが当たり前になってきている。今回はシルバーストーンほどにプッシュ出来ていないと語るが、それでもスピードは健在だ。アラゴンからチームメイトになったマーべリック・ビニャーレスについてはすぐにアプリリアでのキーパーソンになるとしている。[adchord]
今回はより慎重に走っている
アレイシ・エスパルガロ
「ここ最近は良い走行が出来ていますが、今回はシルバーストーンほどに良い走行ではないですね。今回はより慎重にミスをしないようにと思って走行していますが、シルバーストーンでは限界に向かって周回を重ねるごとにプッシュして走行することが出来ました。今日はまだ初日ですから、明日はまたトラックコンディションも改善していくはずです。今日はエンジニア達と分析を進める事が出来るだけのデータを手に入れていますから、そういう意味では悪くないでしょう。」
「いつも110%で走行していますが、シルバーストーンではグリップが良かったので限界までプッシュすることが出来ました。ここではグリップが高くないこともあってプッシュ出来ていません。でも日曜にはしっかりと路面にタイヤが載っていくでしょう。とは言え日曜は気温が高いでしょうから、それはそれで苦戦するでしょうね。」
「セッションの後にマーべリックとは会話もしていますし、FP1、FP2では少しの間、一緒に走行することが出来ました。彼は2戦から3戦ですぐに高いレベルで走行が出来るでしょうね。全く新しいチーム、バイク、クルーチーフと作業をしているにも関わらず、既に高い戦闘力を発揮していると思います。」
「マーべリック・ビニャーレスがいることで自分もさらにプッシュする環境になりますし、より優れたライダーになることが出来ると思います。バイクの開発、優勝争いに向けて重要な役割を担ってくれるはずです。彼はすぐにアプリリアにとってキーパーソンになるはずですよ。」
(Photo courtesy of michelin)