ホンダのアルヴァロ・バウティスタは今季初の表彰台をカタルーニャ戦で獲得。レース2では難しいコンディションの中で苦戦をするも、表彰台グループに続いての走行も出来ており、シーズンも終盤になってきて、バイクの戦闘力が徐々に上がってきている状況と言える。ある程度のベースセットアップも出来てきたようで、今週末のヘレスでもトップ争いに絡みたいところだ。FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)カタルーニャ戦 アルヴァロ・バウティスタ「チームとエンジニアの努力が報われた」[adchord]

レース1 9位アルヴァロ・バウティスタ

「今朝の路面コンディションは昨日よりもずっと良く、最後の練習走行では速いラップを刻むことができました。しかし予選では本当に苦労しました。リアタイヤのスピニングが激しく、グリップも感じられなかったため良いラップを刻むことができず、レース1ではかなり後方からのスタートとなりました。レース前半は、リアタイヤがスピンを続けていたため難しい状況でした。しかしマッピングを変更したところ、特にエンジンブレーキとトラクションコントロールのフィーリングが良くなってきた。徐々に自信を取り戻してペースが上がり、レース中盤以降はトップグループと同じようなペースでレースができるようになりました。いくつかポジションを上げましたが、その後は差が大きすぎました。とにかく今回は多くの情報を集めることが出来たので、明日はどんな天気になるのか、今日の経験を生かしてより良い結果を得られるかどうか楽しみです。」
FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)カタルーニャ戦 アルヴァロ・バウティスタ「チームとエンジニアの努力が報われた」

スーパーポールレース3位/レース2 4位アルヴァロ・バウティスタ

「今日は正直なところ昨日とはまったく違うフィーリングでした。グリップが向上したことでプッシュできるようになり、マシンがそれをサポートしてくれました。スーパーポールレースでは、スタートがうまくいっていくつかポジションを上げることができたので、赤旗を見た時は残念でした。2回目のスタートでは、とにかく集中してミスをしないようにしました。この3位は素晴らしい結果で、チームとエンジニアの絶え間ない努力が報われたと思います。」

「レース2では、気温が上がったことでコンディションが悪化しフィーリングも悪くなりました。グリップが悪化、マシンを止めるのも難しくなりましたが、コースを理解してベストを尽くすことに徹しました。終盤になって気温のせいかフィーリングが悪化、バイクを止めるのが難しくなりブレーキに少し問題が出てきました。」
FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)カタルーニャ戦 アルヴァロ・バウティスタ「チームとエンジニアの努力が報われた」
「ターン1ではらんだことで、トップグループと接触してしまいました。その後挽回しましたが、彼らに近づくことができませんでした。いずれにしても、しっかりと結果を残した週末になったので満足しています。ここ数戦で細かいところまで作業出来いるようで、良いベース・セットアップを作り、上位選手との差をより縮めることができています。こういう形でシーズン終わりまで走っていきたいですね。」

(Source: HRC)

(Photo courtesy of HRC)