ポルトガルで開催されたFIM スーパーバイク世界選手権(SBK)のレース2結果だ。レース1、スーパーポールレースで転倒したジョナサン・レイが優勝、2位スコット・レディング、3位ロカテッリ、4位ロリス・バズはチャズ・デイビスに変わっての出場で大活躍の週末となった。
FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)ポルトガル戦 レース2でジョナサン・レイが優勝
5位ギャレット・ガーロフ、6位マイケル・ファン・デル・マーク、7位マイケル・ルーベン・リナルディ、8位レオン・ハスラム、9位バッサーニ、10位ユージーン・ラバティとなった。チャンピオンシップを争うトプラック・ラズガトリオグルはこのレースでは外れたフロントフェンダーを巻き込んだことでリタイアしている。仮に今年トプラックがチャンピオンシップを逃すとなると、このチーム側のミスと思われる内容は大きな痛手になる。
[adchord]

レースがスタートすると10番手からスタートしたジョナサン・レイがすぐさまに順位を上げて1周目の終わりに2位となる。トプラック・ラズガトリオグルは3位で走行。その後2人はトップを激しく争い、その中で10周目にトプラック・ラズガトリオグルが転倒。

ジョナサン・レイはこのチャンスをしっかり活かしたままに優勝。自身110回目の優勝、210回目の表彰台獲得となった。ジョナサン・レイが優勝したことで、FIM スーパーバイク世界選手権(SBK)の歴史上初めて、トップを争う2人が、それぞれ25回の表彰台、11勝を1シーズンに達成したシーズンとなっている。

チャンピオンシップはトプラック・ラズガトリオグルが478ポイント、ジョナサン・レイが454ポイントとなり、引き続きトプラック・ラズガトリオグルがチャンピオンシップをリードしている状況だ。レースは残すところアルゼンチン、インドネシアの2戦、6レースとなる。