31歳のダニーロ・ペトルッチはMotoGPを引退した後ダカールに初挑戦。凄まじいスピードで学習を続けている。ステージ4を3位で終えたダニーロ・ペトルッチは速度違反によりビバークで10分間のペナルティーを受けた。ステージ5では転倒を味わうも、転倒後は追いついてきたケビン・ベナビデスと一緒に走行を開始。そのまま一緒にスペシャルを走り終えた。この日スペシャルで最速だったトビー・プライスが6分間のペナルティーを受けたことで、初挑戦のダカールにおいて優勝を達成した。ダカールラリー2022 ステージ5 優勝ダニーロ・ペトルッチ「タフながら最高に楽しい1日だった」[adchord]

ウェイポイントで少しタイムをロスした

ダニロ・ペトルッチ

「今日は長い一日でした。今日はナビゲーションを学んで改善したいと思ったので、最初はあまりハードにプッシュしませんでした。あるコーナーの後に大きな砂丘があり、その反対側にはラクダの集団がいたんです。」

「その中の大きなラクダが1頭コースに入ってきたので、避けなければならなかったのですが、段差が多く草も生えていたことで結局転倒してしまったんです。これが今回のダカールで初の転倒でした。その後ペースを落として走行していたところケビンが追いついてきて、一緒にフィニッシュまで走行しました。」
ダカールラリー2022 ステージ5 優勝ダニーロ・ペトルッチ「タフながら最高に楽しい1日だった」
「その後走行しながら何人かのライダーに追いついたのですが、ウェイポイントでタイムをロスしました。最後の60kmはすべて砂丘でしたから、足首を痛めないように気をつけながらの走行でした。非常にタフな一日でしたが、最高に楽しかったですね。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)