ダレン・ビンダーはMoto3からMotoGPに一気にステップアップを果たす。道のりとしてはジャック・ミラーと同様だが、ジャック・ミラーはMotoGPへの適合にかなりの時間が必要だった。
ダレン・ビンダーがどの程度でMotoGPで戦闘力を発揮出来るか不明だが、周囲の選手の動き、どこで押してどこで引くかという部分を学習してから彼本来のアグレッシブな走りをしないと、Moto3時代のように多くの批判を受ける可能性もある。
最大の力を振り絞ってレースをしたい
ダレン・ビンダー
「今回MotoGPへのステップアップは自分にとって人生をかけて追ってきた夢です。ですからチャンスを提示された時、何も考えずにそのチャンスに飛びつきました。」
「もちろん色々な気持ちはありますし、自分がステップアップする事に対して色々な意見があるようです。しかし、今までの人生で最大のチャンスを与えられたのに、それを掴まないなんて愚かでしょう。」
「メンタルコーチはつけていませんし必要だと思いません。今シーズンも今まで同様のアプローチで挑みます。MotoGPだって2つのタイヤで走るわけですから、究極的には同じ乗り物です。」[adchord]
「とにかく集中してしっかりとレースをしていきたいですし、周りの選手が自分のことを気に入っていようが、気に食わないと思っていようが気にしません。」
「今まではMoto3で活躍してMoto2にステップアップしてからMotoGPと思っていましたが、昨年セパン・レーシングチームの皆が自分を信頼してくれていたからこそ、こういったチャンスを与えてくれたんだと思います。」
「MotoGPバイクでレースをするのは多くの選手の夢ですが、その夢を掴めないままの選手もいるわけですから、そのチャンスを掴んだ自分は、最大限の力を振り絞ってレースをしていきたいと思っているんです。」[adchord]
「今までMoto3では自分の体重や体のサイズなどから窮屈さを感じていました。必要なものはすべて揃っている環境だと思いますから、自分はしっかりと正しい方法で学習を続けていけばいいと思っています。」
(Source: rnfracing)
(Photo courtesy of rnfracing)