インドネシアGPで最も驚異的な走りを見せたのは間違いなくダリン・ビンダーだろう。22番グリッドからスタートし、バイクのグリップを理解すると前にいるライダーを次々にオーバーテイクし、最終的には8位争いにまで食い込んだ。残念ながら最後はブラッド・ビンダー、アレイシ・エスパルガロに抜かれてしまったが、この舞台で戦える素養を存分に見せつけた形だ。[adchord]
また機会があればブラッドとバトルをしたい
ダリン・ビンダー
「序盤はこのタイヤの持つグリップが驚きで、走行をしながら、どこまでブレーキング出来るか、どこまで強力に加速出来るかと探りながら走行していました。」
「その後は徐々にオーバーテイクが出来るようになってポイント圏内に入ることが出来たんです。彼を抜くことは出来ましたが、後半数周で苦戦してしまいました。」
「転倒しないように結果を残せるようにと走っていましたが、本当に結果を残せたことが嬉しいです。この先も作業を懸命に続けていきます。今まで外から見ていたMotoGPライダー達とバトル出来たことが嬉しいですね。」
「今日はブラッドに抜かれてしまったんですが、次回また機会があれば彼とのバトルを楽しみたいですね。良いレースをしたことがこれからのレースに向けて大きな自信に繋がりました。」
(Photo courtesy of rnfracing)