Pata Yamaha with Brixx WorldSBKとヤマハ・モーター・ヨーロッパのエンジニア達は2022年に向けて電子制御とメカニカルな部分のアップグレードに取り組み、昼から降り出した雨も活用しつつセッションを重ねた。なお、開幕戦は4月8日から10日にかけてモトランド・アラゴンで開幕するが、その前にアラゴンで2日間の公式テストが行われる。[adchord]
トプラック・ラズガットリオグル
「昨日はセッティングを見つけようとしていましたが、フィーリングがあまり良くなかったので楽な一日ではなかったですね。今朝は非常にポジティブで、良いセッティングを見つけると同時に改善点もわかりました。」
「ピレリの新型タイヤも試していますが、雨が降り出してしました。ただ、そのおかげで新しい電子制御をウェットコンディションで試すことが出来ています。電子制御のセットアップが改善されたことで気分良く走行出来ました。次のアラゴンテストでは新しいセットアップとパーツを試す予定になっています。」
アンドレア・ロカテリ
「昨日は朝から絶好調でした。午前中に小さな転倒があったものの問題にはなっていません。しかし午後はいくつか問題が発生したことで、コース上で大幅に時間を失ってしまいました。午後は雨が降っていましたが、ウェットで何周か走行することが出来ています。」
「2日間ポジティブでしたし、雨の中でも良い走りが出来ました。電子制御システムのアップデートも試し、あらゆることを試してみました。しかし、次のアラゴンではすべてをリセットして再スタートします。」
「しかしベースとなるセッティング、多くのパーツがありますから、2日間の公式テストでマシンに集中し、レース開幕にしっかりと準備をしたいと思います。アラゴンはすでにテストをしているので、良い形で作業を終えて、開幕戦の準備を進めたいと思います。」
(Photo courtesy of yamaha-racing)