MotoGP2022ポルトガルGP 2位ヨハン・ザルコ「GP22の限界を把握出来るようになってきたと思う」ヨハン・ザルコはポルトガルGPでポールポジションから2位を獲得した。スタートでは少し出遅れたものの、ストレートスピードを存分に活かしてレースをコントロール。ジャック・ミラー、ジョアン・ミルを抜いて2位となった。未だバッチリ決まった時のファビオ・クアルタラロほどの強さは発揮出来る状態ではないと自身を分析し、GP22のさらなる理解が必要だと言えそうだ。[adchord]

ペースは悪くないが100%のフィーリングはない

ヨハン・ザルコ

「スタートに失敗してしまい、その後ペースを上げることが出来ませんでした。ですから序盤のファビオのペースには驚かされました。彼はアグレッシブでしたけどいいペースでしたからね。アレックス・マルケスも素晴らしいスタートをしていましたが、その後自分はアレックス・マルケスとジャック・ミラーをオーバーテイクしてジョアン・ミルについていきました。」MotoGP2022ポルトガルGP 2位ヨハン・ザルコ「GP22の限界を把握出来るようになってきたと思う」

「残り9周でジョアン・ミルを抜いたのは良い判断でしたね。その後ろからジャックが迫っていましたのでね。2位で走行していたことで、ジャックとミルの転倒に巻き込まれずに済みました。レース終盤はアレイシ・エスパルガロが追い上げてきたので、彼に追いつかれないようプッシュをして走りきりました。20ポイントは十分な結果だと言えるでしょう。」[adchord]

「今日のペースは悪くなかったものの100%のフィーリングではありませんでした。ジョアン・ミルはタイトセクション、高速コーナーで良い走りをしていました。自分は5速、6速のストレートでスピードがあったので、レースをコントロールすることが出来ました。」MotoGP2022ポルトガルGP 2位ヨハン・ザルコ「GP22の限界を把握出来るようになってきたと思う」

「徐々にGP22の限界を把握出来ていると思いますが、この結果がある程度証明していると思います。しかし今日のファビオのようにペースがあればすぐに優勝出来るほどの確信はありません。」

(Photo courtesy of michelin)