アプリリアのアレイシ・エスパルガロが好調だ。ハンドリングが重要になるトラックだけに、2022年型のRS-GPで迎えるレースは注目となったが、アレックス・マルケス、ミゲル・オリヴェイラを抜くと上位グループに追いついて走行を重ねた。最後にリアタイヤが終わっていなければ、さらなる追い上げも可能だったかもしれない。[adchord]
これでようやく他メーカーと対等に戦える
アレイシ・エスパルガロ
「正直今年のクラッチには少し問題があってスタートがうまくいきません。序盤は少し他の選手に詰まってしまいましたが、アレックス・マルケスとミゲル・オリヴェイラをかわした後は上位の選手に追いつくことが出来ました。」
「最終的に表彰台を獲得出来ましたが、ジャックとミルの接触は残念でしたね。これもレースですから仕方ないでしょう。自分もジョアン・ミルに挑もうと思っていましたが、リアのトラクションが足りなくてアタックすることは出来ないでいたんです。」
「コンセッションはそもそも好んだ状況ではありません。確かにコンセッションに助けてもらったのは事実ですが、他のライバルと同じ土俵で早く戦いたいと思っていました。これでようやく他にメーカーと対等に戦えます。」
「今年はこのレベルで戦いながら本当にリラックスして楽しんでいます。今までのキャリアでこういうレベルに到達することを願っていましたが、ようやくですね。今は人生が楽しいですよ。今年100戦あればいいのにと思うくらいです(笑)」
(Photo courtesy of suzuki-racing)