金曜からレインコンディションに苦戦、予選は戦略ミスで23番グリッドとなったアレックス・リンス。23番手スタートではまともなレースにはならないと思われたが、本人はけして諦めずに素晴らしい追い上げを見せて4位を獲得。諦めない走りを続けたおかげでチャンピオンシップにおいてはファビオ・クアルタラロと同ポイントの暫定2位となっている。[adchord]
終盤はフロントタイヤに苦戦
アレックス・リンス
「23番手からスタートして4位となるために多くの選手を抜くのは容易ではありませんでした。レース終盤はフロントタイヤに苦戦しました。特に低速コーナーでバイクを止めるためにタイヤをかなり摩耗させてしまいました。アレイシ・エスパルガロを抜くのが難しくて、彼を抜いた後は右コーナーで特に苦戦するようになってしまったんです。」
[adchord]「今週は全体的にウェットで苦戦して予選も戦略ミスをして最悪でした。しかしこんな状況でもけして自分のことを信じることをやめませんでした。良いレースが出来ると信じて走っていました。これでファビオ・クアルタラロと同ポイントです。まだチャンピオンシップ争いを考えるのは早いですから、ヘレスで多くのファンに会えることを楽しみにしたいですね。」
(Photo courtesy of suzuki-racing)