カーボンクラッチの効果なのか、今回は以前よりはスタートで順位を落としていなかった印象のアレイシ・エスパルガロ。レースではグリップが低かった状況でマシンコントロールに苦戦したと語る。終盤はファビオ・クアルタラロからのプレッシャーをコントロールして3位を獲得した。[adchord]
自分のほうがブレーキが良いとわかっていた
アレイシ・エスパルガロ
「スピードはあったんですけど序盤はそうではなくて、ジャックもそうですが、ジョアン・ミルを抜くのにも苦戦しました。今日はグリップが低かったのもあってバイクをコントロールするのが難しかった印象です。」[adchord]
「ジャックに近づくたびにフロントが暴れまわっている状況で、ダッシュボードを見るとフロントの温度が非常に高かったので、ジャックについていくことにしました。」
「終盤はファビオが近づいているのがわかりました。彼はコーナーのミドルパートが速く、もしワイドになってしまえばすぐに抜かれるのがわかっていました。」
「ですから、残り10周をミスなく走るのが難しかったですね。自分のほうがブレーキは良かったので、ブレーキで粘ればファビオには抜かれないとわかっていました。これで表彰台を獲得出来たんです。」
「現在自分が乗っているバイクは、自分がアプリリアのエンジニアに何度も何度も頼んできた理想のバイクだと言えますね。」
(Photo courtesy of michelin)