ポル・エスパルガロは2023年にGASGASファクトリーとしてテック3からMotoGPに参戦する。自らが開発を牽引したRC16を再び開発する立場となるが、KTMファクトリーとGASGASファクトリーのライダーの意見のどちらが開発に優先されるのかは興味深いところだ。

自分が開発に携わったバイクでの走行は楽しみ

ポル・エスパルガロ

「来年GASGASファクトリーで走行するということで、KTMファクトリーと全く同じファクトリー待遇でのレースとなります。それに自分が開発をスタートしたKTMのバイクの開発を引き続き出来るという意味でも楽しみです。」

「しかし現時点はホンダでの結果を改善する必要があります。今年の終わりまでにしっかりと結果を残すことが重要ですが、どうすれば改善が出来るのかを考えて、今年のことに集中していきたいと思っています。」

「GASGASでは昔KTMで共に仕事をしていたチームメンバーも連れていきます。ブラッド・ビンダーはこのパドック内で最もフレンドリーなライダーの一人です。彼の奥さんと自分の奥さんも仲がとてもいいですから、ホスピタリティーで彼女たちがおしゃべりするのが今から目に浮かびます。」

(Photo courtesy of HRC)