もてぎで転倒したフランチェスコ・バニャイアは、今週末は基本的に雨の予報となるタイGPでは、ウェットの対策を考える必要があると語る。バイクの重量バランスを変えることでウェットコンディションでの戦闘力を取り戻したいところだ。

日本での転倒をいまだに考えてしまう

フランチェスコ・バニャイア

「日本での転倒を今もいまだに考えてしまいます。もてぎではポル・エスパルガロの背後にスタックしてしまい、彼を抜くことが出来ませんでした。これについても色々と検討する必要があると思います。」

「ウェットに関しては昔戦闘力を発揮できていたものが今はできていません。今週末はウェットコンディションの対策を考えていく必要があるでしょうね。もてぎでの転倒に関してはオーバーテイクを狙いすぎたせいだと思います。幸運な事は転倒した際にファビオを巻き込まなかったことで、これが唯一のポジティブな点だったと言えるでしょう。」

「昨年と比較して変えたのはバイクのバランスくらいだといえますので、それがウェットで苦戦した理由なのかもしれません。今年はあまりウェットセッションで走行していませんので、日本でウェット走行を始めたときに全くフィーリングを感じることができなかったんです。」[adchord]

「バイクの荷重移動をよりよく理解するためのアイディアはありますので、これによってフィーリングが改善することを願っています。このトラックに関しては、セクター1がバイクの性格によく合っています。」

「しかしセクター3に関しては2019年もそうだったようにヤマハに対して苦戦をするでしょうね。今年はセクター3で新しいフェアリングが効果を発揮してくれるかもしれませんが、様子を見ていくことになるでしょう。」

(Photo courtesy of michelin)