日本GPではチームがバイクをエコモードに設定した状態であったため、ピットレーンでバイクを2台目のバイクに乗り換えてレースに挑んだアレイシ・エスパルガロ。結果は16位とポイントに届かず、チャンピオンシップの差は広がってしまった。しかしまだチャンピオンシップに関しては望みを持っていると語る。
日本でのミスから学んでいきたい
アレイシ・エスパルガロ
「日本で起きてしまった事は怒りと言うよりも非常に悲しかったですね。レースの後の月曜日に東京でチームと一緒に食事をしましたが、自分は彼らのすべてのメンバーのことが好きですし、誰でもミスをしてしまうものです。新たなシナリオになったと言えるわけですから、今回はここでしっかりとポイントを狙って行きます。」[adchord]
「日本で起きたようなミスは今後二度と起きないでしょうが、しっかりと学んで対策をしていくことが必要です。とは言え、チームの皆も非常に落ち込んでいます。しかし、レースですからこういったことも起きてしまいますし、人間ですからミスもします。これを忘れて前進していくことが必要です。」
「今年のバイクがこのトラックで機能するかどうかは何とも言えません。2019年の時点は正直どのトラックを走っていても楽しむことができませんでしたからね。セッションがドライであることを望んでいますが、日本では雨のセッションでもスピードを発揮できましたから、雨のセッションでも心配はしていません。」
「25ポイントの差は正直多くないと感じています。過去のチャンピオンシップにおいては、チャンピオンシップリーダーが調子が悪くても2位、3位でレースを終えることがありましたが、今年のチャンピオンシップに関しては、調子が悪い時は簡単にトップ10から外れてしまうことがあるんです。そういったことを考えても、まだまだこれから先チャンピオンシップ争いの可能性は十分にあると感じています。」
（Photo courtesy of michelin）