今回のレースでマルコ・ベッツェッキが3位になり、フランチェスコ・バニャイアが優勝していれば、最終戦を待たずにペッコのタイトル獲得が決まっていたが、ベッツェッキは惜しくも表彰台を逃した。スタートからターン1で順位を落とさなければ可能性はあったと言える。最終戦は引き続き表彰台を狙うと語る。[adchord]

最後はファビオに追いつけなかった

マルコ・ベッツェッキ

「スタートは悪くなかったんですが、ターン1のブレーキングでアレックス・リンス、モルビデリと接触しそうになってアウトにふくらみ、大きく順位を落としました。」

「その後前がひらけてファビオを追いかけていきましたが、彼に接近した後にすぐにオーバーテイクが出来ませんでした。彼の後について走行している時にフロントタイヤの温度が上がってしまい、これで彼との差が開きました。」

「終盤はファビオが非常に速くこれ以上は無理でした。表彰台を獲得したかったですけどね。最終戦は楽しいレースになるでしょうが、いつもどおり全力で表彰台を狙っていきます。」

「バレンシアでヤマハは速いでしょうから、23ポイントでもペッコは気を抜けないでしょう。バレンシアはいつも何かしらのドラマがありますからね。」

(Photo courtesy of michelin)