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レッドブルKTMファクトリーレーシング 2023年から「Mobil 1」を使用

レッドブルKTMファクトリーレーシングは、昨年まで使用してきたスイスのmotorex(モトレックス)から、アメリカのエクソンモービルへと燃料、潤滑油類を変更する。「Mobil 1」はエンジンオイル、合成グリス、オイルフィルター、トランスミッションフルードなどの製造で世界的に知られるブランドだ。

KTMは今回の提携がスポーツ分野におけるグリーン(カーボン)フットプリントの強化に繋がると考えている。MotoGPはFIMが主催するモーターサイクルレースの中で最も注目を集めている シリーズで、2024年にはMotoGPは持続可能性の向上のために、3クラス全てにおいて非化石由来の燃料を40%以上使用するというレギュレーションを定めている。そして2024年から3年後となる2027年には、MotoGPで使用する燃料は100%非化石由来とすることが決定している。[adchord]

KTMモータースポーツ・ディレクター ピット・バイラー

「KTMとエクソンモービルのコラボレーションは、複数の理由からから我々にとって重要なものです。エクソンモービルは業界ではもちろん、モータースポーツ界でも大きな存在で、レッドブルKTMのRC16も、エクソンモービルの潤滑油を頼ることになります。」

「エクソンモービルは、最高のレベルとパフォーマンスを目指すという点で、KTMと似たメンタリティを持っています。そしてこれはMotoGPで使用する燃料の面で持続性を持たせ、それに対して貢献したいという我々の目標とつながっています。MotoGPの場で「Mobil 1」を代表していくことが楽しみですね。」

エクソンモービル モータースポーツ・マネージャー ロブ・シアラー

「これはMobil 1にとってエキサイティングな新しいパートナーシップです。KTMのように卓越性があり、ダイナミックで革新的なブランドと、長く成功に続く関係を築いていくことが楽しみです。我々の役目はハイパフォーマンスで最先端の燃料と潤滑油を提供していくことになるでしょう。」

「レッドブルKTMがレースでの優勝、チャンピオンシップでの優勝をもたらしてくれることを願っていますが、確かなことは、最終的には商品を手にする消費者が、我々が世界中に供給する商品を改良、改善することでメリットを得られるということです。」

「この発表で我々は引き続き、卓越したハイパフォーマンスの潤滑油の技術を世界に向けてアピールすることができます。ポルトガルの開幕戦で、レッドブルKTMファクトリーレーシングのブラッド・ビンダー、ジャック・ミラーを世界選手権の目標においてサポートすることを楽しみにしています。」

(Photo courtesy of KTM)

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