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レッドブルKTMファクトリーレーシング 2022年のチーム体制を発表

KTMは2022年のチーム体制を発表。KTMにとってにMotoGP6年目の2022年はレッドブルKTMファクトリーレーシングからミゲル・オリヴェイラとブラッド・ビンダー、テック3 KTM ファクトリーレーシングからはMoto2からステップアップしたレミー・ガードナー、ラウル・フェルナンデスが参戦。なおレッドブルKTMファクトリーレーシングには、Pramacレーシングから引き抜かれたフランチェスコ・グイドッティがチーム監督に就任する。

南アフリカ出身のブラッド・ビンダーはレッドブルKTMファクトリーレーシングと3年目のシーズンとなり、MotoGPで2勝。ポルトガル出身のミゲル・オリヴェイラはレッドブルKTMファクトリーレーシングで2年目となり、MotoGPでは3勝している。なお、MotoGPチームはテストライダーにダニ・ペドロサ、ミカ・カリオを擁する。[adchord]

過去2年で多くを学んだ

ブラッド・ビンダー

「過去2年で多くを学びました。単純に選ぶ事はできませんが、1年目は期待に答えねばと思っていました。いつも無理をしすぎてミスしてしまうんです。昨年は現状を受け入れて、バイクをしっかりと持ち帰ることを重視していました。」

「難しいこともありますが、昨年は多くを学びました。カテゴリーについても、タイヤのセーブの仕方やレースの進め方など、多くのことを学ぶことができましたし、とても楽しめたんです。3年目のシーズンは、より速く走るためには何をすべきかを理解した上で臨もうと思います。」

昨年はコンスタントさが不足していた

ミゲル・オリベイラ

「昨年は1勝、3回表彰台を獲得しましたが、この4戦で多くを学びました。その後怪我をしてからは、後半戦が非常にタフでした。自分にとって大きな学習の機会となったんです。昨年はコンスタント差が不足していたと思いますから改善をしたいですね。」

「限界までプッシュしながらもレースを終えることを考えるのは難しいんです。もし、すべてのレースでポイント獲得出来たいたら、シーズン最終には結果は大きく変わっていたでしょう。自分とマシンとクルーが最大のポテンシャルを発揮して結果を出したいですね。」[adchord]

フランチェスコ・グイドッティ(チームマネージャー)

「昨年より良い成績を残すことは常に重要です。そのために、安定した成績、トップ5、表彰台をより多く獲得することが必要でしょう。こうした結果を達成するためには、正しいフィーリングと自信をライダーに与えるマシンを開発することが必要です。」

「当然ながらライダーのポジションは重要です。彼らはバイクとこのプロジェクトのポテンシャルを証明する必要がありますからね。ライダーたちはこのカテゴリーで2年から3年の経験がありますから、今が彼らの経験を発揮する良い機会になるかもしれません。」

「ライダーたちはすでに何回か優勝を経験していますし、素晴らしい結果を出すための能力とポテンシャルがある事は間違いありません。後は、これらを日常的に発揮するだけです。KTMはゼロからスタートして過去5年間は素晴らしい結果を発揮してきています。これからも前進を続けていきたいと思います。」

ピット・バイラー(KTM モータースポーツディレクター)

「2021年は我々のグループにとって最も成功を収めた1年となりました。Moto3、Moto2でタイトルを獲得し、MotoGPでは6位となっています。未来に向けて大きなモチベーションになりました。MotoGPのようなプロジェクをスタートした時、いつの日か優勝することを夢見ていましたが、口にすることはたやすくても本当に達成する事は実に難しいものです。」

「しかし、この目標を達成できた事はこのプロジェクトに関わってくれた多くの人々のおかげだと言えるでしょう。目標としては達成できましたか、その過程で多くのことを学びました。優勝することができる週末もあれば、Q2に進出することに苦労する時もあるわけです。」[adchord]

「現在の目標はコンスタントにQ2に進出することです。そして、シーズン終了の時点でトップ5、トップ4に残ることが重要でしょう。これらは今シーズン終了に必ず達成したい目標であります。非常に高い目標だと思いますし、ライバルメーカーも非常に強力ですが我々もしっかりと力をつけています。今はそれができるチームとベース、バイクそしてライダーが揃っているんです。」

(Source: KTM)

(Photo courtesy of KTM)

knbn

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