気温が上がったフィリップアイランドの午後のセッションで、ジョナサン・レイはエッジグリップを発揮出来ずに苦戦。ベースセットに戻すなどしても望むようなライディングが出来ていないようだ。[adchord]
旋回性の向上が必要
ジョナサン・レイ
「最初のセッションは良い形でペースも悪くありませんでした。しかし気温が上がった後の
FP2はバイクのフィーリングが非常に悪化して、エッジグリップが全く感じられませんでした。セットアップの変更をして、ベースセッティングに戻すなどの調整もしていましたが、グリップは引き続きゼロと言える状況でした。」
「タイヤを全くプッシュしていませんでしたが、タイヤがこの気温、もしくはこの空気圧で使える状況でなないようです。ただ我々のバイクがタイヤのエッジを使ってベストなパフォーマンスを発揮出来るわけではないことは事実ですし、バイクをもっと自然に旋回させる必要があります。」
「明日はこの部分が重要でしょう。コーナーに進入した際に、バイクが自然にコーナーに追従する必要があります。リアを無理に使ったり、スライドしてラインを修正するような走りでは駄目です。これではリアを摩耗してしまいますから、明日はバイクのエッジグリップを探り、旋回性の向上を目指していきます。」
(Photo courtesy of KRT)