スーパーポールレースではバイクのフィーリングは最高だったと語ったトプラック・ラズガットリオグルだったが、レース2ではSC1-Aをリアに使用して苦戦。序盤ペースが上がらず、アレックス・ロウズの転倒に巻き込まれる形となった。しかし優勝したバウティスタ、2位のリナルディ、3位のロカテリも、前後共にSC1、SC1-Aを使用しており、他のライダーに比べてタイヤを機能させられていないとも言えそうだ。[adchord]

トップ5を狙っていた

トプラック・ラズガットリオグル

「通常は良いスタートが出来るんですが、レース2のスタートは良くなかったですね。レース2の一番の失敗はよりハードなタイヤが必要だったということでしょうね。スーパーポールレースではSC0を使用して最高のフィーリングでした。あと1周あれば間違いなくリナルディを抜くことが出来たでしょう。レース2ではよりハードなタイヤ(SC1-A)を使用したんですが、フィーリングは完全に異なりました。」

「特に1周目のフィーリングが全く異なっていて、リアグリップがなくバイクを旋回させることが出来ませんでした。とにかくリアタイヤを良い状態に保つことを意識していて、ジョニーを追ってトップ5を狙っていましたが、アレックス・ロウズと接触してしまったんです。彼の転倒はアンラッキーでしたが、巻き込まれた自分がさらにアンラッキーでしたね。レースを6位、もしかしたら4位で完走出来ていたでしょう。」

「これで今回のレースではポイントを失う結果となりました。チームメイトのロカにとって今日は良いレースでしたね。今回はまだ開幕戦ですから、インドネシアで優勝を狙っていきます。」

(Photo courtesy of yamaha)