史上初のMotoGPでのスプリントレースは序盤から激しい接触、転倒などが発生、レース自体も12周という周回もあって全体に渡ってバトルに繰り広げられる激しい展開となった。レースはスタート直後にルカ・マリーニの転倒にエネア・バスティアニーニが巻き込まれてリタイア、さらにジョアン・ミルがファビオ・クアルタラロに接触して転倒するなど波乱の展開でスタート。

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序盤はマルク・マルケスがレースをリードするが、その後はホルヘ・マルティン、フランチェスコ・バニャイアがマルクをオーバーテイクしてレースをリード。さらに今年KTMに乗り換えてスピードを発揮しているジャック・ミラー、さらに地元のミゲル・オリヴェイラもスポードを発揮。さらにはレース終盤にはアプリリアのアレイシ・エスパルガロ、マーべリック・ビニャーレスもトップ争いに加わり、終盤は7人のトップ集団が重なってのレースとなった。

フランチェスコ・バニャイアは最終ラップにホルヘ・マルティンをオーバーテイクして優勝、2位にホルヘ・マルティン、マルク・マルケスは表彰台位置を守りきって3位となった。4位はジャック・ミラー、5位マーべリック・ビニャーレス、6位アレイシ・エスパルガロ、7位ミゲル・オリヴェイラ、8位ヨハン・ザルコ、9位アレックス・マルケス、10位ファビオ・クアルタラロとなった。