アルヴァロ・バウティスタはこれで今シーズンの7レースで6勝したことになる。自身の40勝、DucatiのWSBK400勝にもあと2勝と迫り、Ducatiとアルヴァロ・バウティスタの勢いは止まらない。今回は予選の進路妨害によってグリッド降格処分となったが、これをモチベーションとしてレースに挑んだという。[adchord]

Ducatiの400勝目を達成出来たら最高

アルヴァロ・バウティスタ

「ペナルティーのせいもあって難しいレースでした。序盤はアレックス・ロウズとバトルをし、その後ジョナサン・レイ、トプラック・ラズガットリオグルの後ろにつきながらトラックコンディションを観察していました。昨日とは様相が異なっていたので、この気温の中でどこまで攻めることが出来るかを考えていました。」

「2周ほど走行して状況がわかり、現時点のペースを上げて問題ないと判断しました。それまでのペースから0.2秒ほど上げて走行したにも関わらず、ジョナサンもこのペースで走行出来たのには驚きました。彼は練習走行ではこのペースで走行していませんでしたから。残り5周ほどで差が出来てきたのを感じて、さらにもう一段プッシュしていきました。これでここで優勝することが出来たんです。」

「トラックコンディションは異なっていましたが、タイヤのライフパフォーマンスに大きな違いはなかったと感じますね。ペナルティーには納得していませんが、これで自分をプッシュするモチベーションが出来ました。」

「練習走行まで順調に走行していましたが、ペナルティーをもらったことでリラックスせずにプッシュしていかねばという気持ちになりました。Ducatiの400勝を達成出来たら最高ですが、スプリントに向けてはバイクのグリップ改善を進めます。」

(Photo courtesy of Ducati)