徐々にアグレッシブに操縦出来るようになった
39歳のアルヴァロ・バウティスタは肋骨の痛みを序盤に抱えながらも、痛みが引いてからはレースに集中できたと振り返る。赤旗で中断されていなければブレガとのバトルもできただろうと振り返る。バイクのフィーリングが戻ってきていると語り、これからのレースにも期待だ。
アルヴァロ・バウティスタ
「本当に難しい土曜日でした。フィーリングは悪くなかったんですが予選ではフィジカルの問題でプッシュできず(※肋骨が折れている)ラップタイムを記録できませんでした。スタート直後は肋骨が痛んでプッシュできないと感じていました。とにかくレースを完走しようと思っていたんです。5周目くらいで痛みが酷くなっていてリタイアも検討していました。」
「ただ、その後状況が良くなってきて痛みを感じにくくなり、アグレッシブに操縦できるようになってきました。それでフィーリングとペースを発揮して、前を走るライダー達に追いつくことができました。ただ表彰台でレースを終えることが出来るとは思ってもいませんでした。ここにきた時はレースに出場出来るとは思っていませんでしたから。明日のレースはさらに長いので準備をしていかないとですね。」
「最後はレッドフラッグでしたが、ニコロには追いつき始めていましたからバトルもできたでしょう。ただ赤旗の影響でそのままフィニッシュとなりました。時にはこういうこともありますからね。バイクとのフィーリングは戻ってきていますが、結果はまだ自分たちの本当のポテンシャルを示していないと思います。」
「いろいろな理由があると思いますが、ポテンシャルを発揮できていません。いずれにしてもチームと共に素晴らしいパフォーマンスを発揮するべく作業を続けています。明日は今日よりも高いパフォーマンスを発揮したいと思います。」
「ダニロの優勝は嬉しいですね。彼はMotoGP、ダカール、モトアメリカ、スーパーバイクでも優勝したわけで、史上初の快挙です。彼はこのカテゴリーでも活躍していますし、嬉しいですね。」
(Photo courtesy of Ducati)