スプリントレースに続いて、決勝レースでもグリーンにタッチしたことでトラックリミット超過となったブラッド・ビンダー。惜しくも表彰台を逃す結果となったが、抜群のスタート、強烈なブレーキングでDucati選手達を苦しめる走りを展開した。レースの内容自体は非常にポジティブであったため、次回のレースでも戦闘力を発揮してくるだろう。

チームに対して申し訳ない

ブラッド・ビンダー

「自分が言えるのはチーム対して本当に申し訳ないということです。予選でも速く走れるバイクを用意してもらいましたし。ただ決勝レースのリプレイを見ても明らかにグリーンにタッチしているのは間違いありません。過ぎたことは仕方ありませんから、ポジティブなサイドに目を向けていきます。」

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「スタートが非常に良かったこと、そしてターン1のブレーキングで勝負したことで前に出ることが出来ました。しかしミシュランタイヤが路面に載っていない状況では非常に路面が滑りやすかったですね。今日はタイヤ右サイドをしっかりと温存することを意識していました。最後になってグリーンにタッチしてしまいましたけどね。」

「完走した後にアレイシ・エスパルガロにグリーンを指さされて、スクリーンで自分の走りを見て、しまったと思いました。次回もまた良いレースをしたいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)