アレイシ・エスパルガロは序盤にルカ・マリーニと接触したことでバイク右側のウイングレットを破損。そのまま走行を続けたが高速コーナーでバイクの安定性が失われていたと語る。安定感が失われた状態のバイクでの操縦に苦戦したというものの、ブラッド・ビンダーの降格などもあって表彰台をしている。
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フルタンクに近い状態では苦戦した
アレイシ・エスパルガロ
「本当に難しいレースでした。ターン1でルカ・マリーニと接触して右側のウイングがなくなりました。ターン6、ターン12は今週末非常に強さを発揮した箇所でしたが、バイクが暴れてしまってタイムを失いました。ブラッドに接近するたびにタイヤ温度が上がってしまう問題もあって、後ろからはホルヘ・マルティンがプッシュしていたのでストレスの多いレースでした。ブラッドを抜くのは不可能に近いと思っていたんですが、可能な限り彼に接近してプレッシャーをかけようと思っていたんです。それが機能しましたね。」
「低速コーナー、シケインではウイングがなくなった影響は少なかったんですが、高速のターン6、ターン12は苦戦しましたし、レース序盤のフルタンクに近い状況で苦戦しました。レースが進んでバイクが軽くなっていくと苦戦をしなくなっていきましたが、高速コーナーではバイクが全然曲がっていかなくて、無理やり曲げようとするとフロントの振動がひどかったですね。」
「ブラッドはソフトだったので後半は苦戦すると思っていました。その中でミスをしてしまったわけですね。残念ではありますが、ルールはルールですから。ブラッドは昨年も凄いバトルがありましたが、本当に才能あるライダーです。アプリリアにとってKTMは大きなライバルですね。」
「今回ポルは来る予定はなかったんですが、自分が皆に体が良くなっていることをしっかりと見せなきゃだめだと説得したんです。レース前にもグリッドに来てくれましたし本当に嬉しかったですね。」
(Photo courtesy of michelin)