前を行く2台に追いつくことは叶わず、3位でレースを終えたブラッド・ビンダー。序盤はホルヘ・マルティンとの接触があったものの、そこから順位を徐々にあげての表彰台だった。この次は8月18日から開催となるオーストリアGPが待ち構えている。

前の2人は別次元だった

ブラッド・ビンダー

「これからプッシュしていく時に雨が降り始めました。本当に注意深く走行していました。今日は3位でしたが、本当は優勝したかったですね。オフシーズンはシーズン前半の結果を申し訳なく思っていたんです。」

「前の2人は別次元での走行でしたが、自分も上回ることが出来る箇所を見つけてプッシュしていました。いずれにしてもトリッキーな状況で表彰台を獲得出来て嬉しかったですね。最終セクターは雨の影響で滑りやすくなっていましたし、リアは常に滑っているような状況でした。」

「スタート直後はホルヘ・マルティンとの接触がありました。自分は右側に別のライダーがいる状況でホルヘに被せられたことで、2台のバイクに挟まれて逃げ場がなかったんです。接触は申し訳なく思っています。オーストリアはKTMのホームGPになりますから、良い走りを披露したいですね。」

(Photo courtesy of KTM)