バレンシアテストが終了した後に、マルク・マルケスは右腕の腕上がり手術を受けた。マルク・マルケスはバレンシアテストでDucati初乗りで4番手を記録していたが、今シーズンは右手の腕上がり症状に苦しんでいたことを明らかにしている。
腕上がりはライダーの職業病とも言えるもので、繰り返し右手をブレーキング操作等で酷使することで、筋区画の内圧上昇が引き起こされて発生するとされている。詳しくは以前記事にまとめているので、そちらを参照されたい。
マルク・マルケスが腕上がり症状を抱えながらシーズンを戦っていたこと、その状態でもDucatiで4番手タイムを記録したことも凄いことだが、腕上がりの問題がない状態でDucatiで戦うマルケスの2024年は今から楽しみで仕方ない。
(Photo courtesy of michelin)