スピードを発揮していればチャンスは増える
今後のレースに向けて、マルク・マルケスが今の戦闘力が「ファーストステップ」と意気込んでおり、未来への自信を語った。2025年や2026年のタイトルを狙うためにファクトリーバイクがあったほうがチャンスは増えると語り、スピードがあればチャンスも増えると語った。
マルク・マルケス
「ヘレスでの表彰台は今までの苦労がありましたから、本当に素晴らしい結果でした。ドライでの決勝レースで、優勝したライダーとドッグファイトをした末の表彰台ですし、何よりもペースがありました。レースの中でスピードがあると実感出来たのは本当に久しぶりでした。これがファーストステップです。もちろんこれから先に困難が待ち受けているとは思います。」
「自分はDucatiにかなり特別な状況で移籍しました。レースごとにフィーリングは良くなっていますが、今のままで進んでいくならば、2025年、2026年のタイトルを狙っていくことになります。そうなっていくと、最新のファクトリーバイクに乗ることがチャンスを増やすことになるでしょう。いずれにしてもスピードを発揮していればチャンスも増えていくでしょう。その中からベストな未来を選びます。」
「ル・マンは昨年も競争力を発揮出来ていました。今回もステップ・バイ・ステップで競争力を発揮して立ち位置を確認したいですね。ただ、ヘレステストでは多くの内容を理解出来ました。2027年のルールは技術的な制限が多くなるようですが、これはライダーが違いを発揮しやすくなるので歓迎ですね。」
(Photo courtesy of gresini)