ファビオ・クアルタラロは17番グリッドからスタートしたが、1周目に13位まで順位を上げる。後半はマーべリック・ビニャーレスをオーバーテイク、フランコ・モルビデッリの転倒などもあって10位まで浮上。その後はマルコ・ベッツェッキ、ミゲル・オリヴェイラとのバトルを展開。バスティアニーニの大きくタイム加算されたことでポジションを上げて9位でレースを終えた。

問題解決に向けてしっかりと取り組んでいる

ファビオ・クアルタラロ

「今日はかなり良い結果でした。5位から5秒以内でフィニッシュしたので、非常にポジティブです。正直なところ、予想以上にフィーリングが良かったです。何が足りないかは分かっていますが、現在これに取り組んでいます。とオリベイラが最後のラップで前で戦っているのを見て、ターン1でバイクを止めるのがどれだけ難しいか知っていたので、彼らがはらむと予想して早めにブレーキをかけてスピードを保ち、彼らを抜きました。このポジションを最後まで守ることができましたが、レースのすすめ方も賢明でしたし、レースの内容も良かったと思います。」

「一歩一歩進んでいます。ル・マンではペースが良く、ここでも良いペースでした。ムジェロとその後のバレンシアのプライベートテストでさらに良いステップを踏めることを願っています。トンネルの終わりに光が見えてきている感じがして、素晴らしいですね。」

(Photo courtesy of michelin)