ドゥカティ・レノボ・チーム、アッセンに到着

ミサノでのホームラウンドでワン・ツー・フィニッシュを飾ったドゥカティ・レノボ・チームは、今週末、オランダで開催される2024年シーズン第8戦に挑む。TTサーキット・アッセンは、1949年の初開催以来、ワールドチャンピオンシップの一環として75回目の開催を迎える歴史的なトラックだ。バルセロナとムジェロで連勝したフランチェスコ・バニャイアは、昨年のワールドチャンピオンであり、現在チャンピオンシップランキングで2位に位置している。2022年と2023年のオランダGPを制した彼は、今回も強力な優勝候補としてアッセンに乗り込む。

チームメイトのエネア・バスティアニーニも、ムジェロでの最終ラップでの逆転劇により2位を獲得し、4位のランキングを保っている。リミニ出身の彼は、今シーズンの安定したパフォーマンスを背景に、さらなる上位進出を目指す。

フランチェスコ・バニャイア

「ムジェロの後、3週間の休養は良かったです。少し休みながらも、パニガーレV4Sでのトレーニングや他のライダーとシルバーストーンでのモンスターエナジーイベントに参加しました。今はシーズンに戻る時で、特に好きなトラックであるアッセンから再開するのが嬉しいです。」

「最近のGPではチームと上手く機能しており、デスモセディチとのフィーリングも非常に良いです。連勝しているので、良い結果を期待できる状況です。天候が安定して初日からしっかりと取り組めることを願っていますが、どんな条件でも週末に向けて準備は万端です。」

エネア・バスティアニーニ

「この長い休みは必要なものでしたが、今は本当にトラックに戻りたいです。イタリアでのホームレースで良い結果を出した後、オランダにモチベーションを持って到着しました。これまでムジェロで表彰台に上ることができなかったんですが、今年それを達成できたことは次のレースへの希望になります。」

「過去に比べて今年はより一貫性があり、良い方向に向かっています。爆発力を見つけるために一歩前進しましたが、まだ足りない部分があります。金曜日の最初のセッションからトップ争いを目指して全力で取りみます。」

(Photo courtesy of Ducati)