モンスターエナジー・ヤマハ・チーム、テストとトラックデイを経てダッチGPに挑む
3週間の休養期間中、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームはテストやトラックデイに参加し、準備を整えてきた。ファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスは、今週末オランダのTTサーキット・アッセンで開催される2024年シーズン第8戦に向けて出発する。
イタリアGPとオランダGPの間の3週間の休みの間も、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームは活動を続けていた。クアルタラロとリンスは、バレンシアでのテストやシルバーストーンでの「トラックデイ・オブ・レジェンズ」に参加し、第8戦に向けて鋭い感覚を保ってきた。
クアルタラロはアッセンのトラックを非常に気に入っており、これまでのオランダでの素晴らしい成績がそれを証明している。2015年のMoto3デビュー年には2位を獲得し、2018年にはMoto2で同じく2位を獲得。MotoGPでは2019年に3位、2021年には勝利を収め、2023年のスプリントでも3位に入っている。
リンスもアッセンのトラックでの強い成績を持っている。2013年のMoto3で3位、翌年にはMoto3で2位を獲得。2015年にはMoto2で惜しくも表彰台を逃したが、2018年にはMotoGPで2位を獲得している。なお、リンスはオランダGPの前にヤマハモーター・ヨーロッパ本社を訪れ、スタッフのサポートを実感したようだ。
ファビオ・クアルタラロ
「アッセンはお気に入りのトラックの一つです。金曜日から直接Q2に進むことを願っています。休暇中のプライベートテストは良好で、より良いポジションで戦えることを期待しています。」
アレックス・リンス
「今日はヤマハモーター・ヨーロッパを訪問する機会がありました。従業員の皆さんから温かい歓迎と大きな関心を示してもらい、レースに向けたモチベーションを高める良い方法でした。3週間の忙しい休みを終えて、アッセンでの仕事にとても興奮しています。この象徴的なトラックでのレースを楽しみにしています。」
(Photo courtesy of yamaha)