決勝レースを4列目からスタートしたエネア・バスティアニーニ。素晴らしいペースで走行を続け、終盤は多くのライダーをオーバーテイクして3位表彰台を獲得。予選結果さえ良ければ優勝争いも出来た可能性は高いが、今日のフランチェスコ・バニャイアは別次元だったと振り返った。

マルクとは素晴らしいバトルが出来た

エネア・バスティアニーニ

「今日のレースは満足度が高いですね。今日は10番手からのスタートでしたから、昨日よりも苦戦しました。ターン1では外側に押し出されてしまいましたし、リアタイヤに熱をいれるのに苦戦しました。特にブラッド・ビンダーを抜くのは大変でしたね。ブラッド・ビンダーと抜いたあとは少しずつ前のライダーとの差を詰めていきました。最後の7周程度で表彰台の可能性が見え、マーべリック・ビニャーレスを最後に追い抜きました。」

「オーバーテイクは簡単ではありませんから、複雑ですし時に限界を超えていることもあります。マルクとは素晴らしいバトルが出来たと思います。予選順位が課題だということは理解していますが、今回のペッコのペースは驚異的でしたから、彼には勝利出来なかったかもしれません。」

「今回はバイクがいつもより動き回ってしまう感触があって、チームと共に改善したんですが、厳しかったですね。ドイツではマルク・マルケスが素晴らしい結果を持っていますけど、自分もドイツでは良いレースができる自信を持っています。」

(Photo courtesy of michelin)