ブレガがロウズを抑え込み圧巻の勝利

ニコロ・ブレガは、マニクールラウンドでのレース1転倒の失意を振り払うかのように、日曜朝のティソ・スーパーポールレースで見事な勝利を収めた。2023年のWorldSSPチャンピオンである彼は、サーキット・ド・ネヴェール・マニクールで、オープニングラップでアレックス・ロウズ(Kawasaki Racing Team WorldSBK)を抜き去り、最後までそのリードを守り切った。この勝利は、彼がオーストラリアの開幕戦で見せたルーキー優勝以来のものだった。

ロウズはKawasaki ZX-10RRで好スタートを切り、ターン5でブレガに抜かれたものの、2人は他のライダーを置き去りにするレース展開で優勝争いはこの2人に絞られた。一方、ワールドスーパーバイクチャンピオンのアルバロ・バウティスタ(Aruba.it Racing – Ducati)は、オープニングラップのターン7でクラッシュし、レースを終えることに。彼はメディカルセンターへと運ばれ、左側の第8肋骨の骨折によりレース2は欠場となった。

ペトルッチ、果敢な走りで再び表彰台へ

アンドレア・ロカテッリ(Pata Prometeon Yamaha)は、同じイタリア人ライダーのダニロ・ペトルッチ(Barni Spark Racing Team)とのバトル中に5周目のターン5で転倒。ペトルッチは10番グリッドからスタートし、果敢な走りで3位を獲得。スコット・レディング(Bonovo Action BMW)も4位フィニッシュとなり、2024年シーズンで4回目の4位となりました。5位ビエルヘ、6位ギャレット・ガーロフ、7位イケル・レクオナ、8位ファン・デル・マーク、9位ガードナー、10位バッサーニとなった。