日本GPの予選はところどころウェットパッチがありながら、ドライコンディションでの開催となった。ポールポジションを獲得したのはルーキーのペドロ・アコスタ、2位はフランチェスコ・バニャイア、3位マーべリック・ビニャーレスとなった。マルク・マルケスはオールタイムラップレコードを更新するタイムを記録したが、わずかにトラックリミットを超えたことでラップタイムがキャンセルとなり、9番手に後退した。さらに、チャンピオンシップをフランチェスコ・バニャイアと争うマルティンは転倒したことで予選11位となった。
予選1位ペドロ・アコスタ
「最高ですね。ようやく1位というポジションを獲得出来ました。過去数戦で状況が良くなってきて競争力を発揮出来るようになってきました。ターゲットにしている結果に近づいていますし、今日の午後のレースは落ち着いて迎えたいと思います。
予選2位フランチェスコ・バニャイア
「本当に重要な予選でした。スタート時点ではウェットだと思っていたんですが、その時点でバイクに何か問題がありました。その後再スタートしてからは素晴らしいタイムを記録出来ました。このグリッドならば今日、明日とレースでチャンスがあると思います。」
予選3位マーべリック・ビニャーレス
「今日のパフォーマンスには本当に満足しています。ここはアプリリアにとってベストなトラックではありませんが、バイクが自分の望むパフォーマンスを発揮出来ている時は素晴らしいタイムを発揮することが出来ます。今日はトラックはドライでしたので限界までプッシュが出来ました。なんとか日本で表彰台を獲得したいですね。」
日本GP 予選結果
順位 | ゼッケン | ライダー名 | メーカー | タイム | 最高速度 |
1位 | 31 | ペドロ・アコスタ | GASGAS | 1’43.018 | 318.5km/h |
2位 | 1 | フランチェスコ・バニャイア | DUCATI | 1’43.264 | 315.7km/h |
3位 | 12 | マーべリック・ビニャーレス | APRILIA | 1’43.441 | 315.7km/h |
4位 | 23 | エネア・バスティアニーニ | DUCATI | 1’43.539 | 316.7km/h |
5位 | 33 | ブラッド・ビンダー | KTM | 1’43.661 | 319.5km/h |
6位 | 21 | フランコ・モルビデッリ | DUCATI | 1’43.828 | 316.7km/h |
7位 | 49 | ファビオ・ディ・ジャンアントニオ | DUCATI | 1’43.998 | 314.8km/h |
8位 | 72 | マルコ・ベッツェッキ | DUCATI | 1’44.073 | 315.7km/h |
9位 | 93 | マルク・マルケス | DUCATI | 1’44.136 | 315.7km/h |
10位 | 73 | アレックス・マルケス | DUCATI | 1’44.263 | 313km/h |
11位 | 89 | ホルヘ・マルティン | DUCATI | 1’44.303 | 317.6km/h |
12位 | 20 | ファビオ・クアルタラロ | YAMAHA | 1’44.497 | 312.1km/h |