理想のセットアップに自信
フランチェスコ・バニャイアは、11月開催のバルセロナのコンディションの変化を素早く察知し、バイクのセッティングを調整。この変更が成功をもたらし、理想に近いセットアップを手にしたと語る。使用済みタイヤでも良好なパフォーマンスを発揮しており、明日のフロントロー確保を最優先課題とする姿勢を強調した。ポールポジションではなく、優勝のためにはフロントローからのスタートが重要で、プレスカンファレンスでも語った通り、決勝とスプリントの両方のレースでの優勝が絶対条件となる。
フランチェスコ・バニャイア
「今日は良い仕事が出来ました。今朝から調子が良かったですが、コンディションが前回と異なることがすぐわかりました。ですからバイクのセッティングを変更して、これが良い作業でしたね。まだ改善が出来ますが、理想のセットアップに近いです。ユーズドタイヤを使っていますが、タイムアタックでも良い状態です。この流れで進んでいきたいですし、明日はフロントローでのスタートが重要です。ポールポジションは必須ではありません。重要なのはフロントローで優勝を獲得することです。」
「スタート練習からの転倒は単純に自分、マーべリック、両者のミスでした。エンジンを傷めたくないのでスローダウンしていました。そこで誰かが横を通るとしたらインサイドだと思っていたんですが、アウト側から彼が行ったので、その通過の勢いでバイクが揺られてフロントを握って転倒したんです。」
「マレーシアと比べるとFP1とタイヤを変えずに走行することが重要でした。ただリアタイヤの問題があったので、ソフトタイヤで走行を重ねる機会を失ってしまいました。それ以外はノーマルでしたね。」
(Photo courtesy of michelin)