3位表彰台も課題を指摘「まだ70%の出来」

フランチェスコ・バニャイアは、開幕戦のスプリントレースで3位を獲得しながらも、自身のパフォーマンスを「60〜70%の出来」と評価した。テストや前日の内容を考えれば満足すべき結果だが、タイヤ摩耗の予想が外れ、特にコーナーエントリーで苦戦。昨年と同じような消耗を想定していたが、実際には厳しい状況に直面し、決勝へ向けた改善の必要性を強調した。

フランチェスコ・バニャイア

「テスト、昨日の内容を考えると満足しないといけない結果でしょう。60%、70%程度の出来だと言えますね。今日のタイヤ選択肢はストッピングパワーを考えてのものでしたが、タイヤの摩耗は予想以上でした。昨年と同程度を想定していたところそうではありませんでした。エントリーでより苦戦してしまったので、作業をしていきたいと思いますし改善が必要です。明日はタイヤにとってよりタフで長いレースですから。」

「藍が接近していたのでオーバーテイクされないようにプッシュしていました。終盤は少しギャップを広げて、残り2周は安心して走行することが出来ましたけど、本当に素晴らしい走りだったと思います。過去数年間の中のルーキーで、最も優れた走りの1つだったと言えるでしょう。もちろんペドロも素晴らしいですけどね。」

(Photo courtesy of michelin)