サンマリノGPは決勝レースの路面温度が19℃というコンディションだったことで、体重が軽く、スムーズなライディングが身の上のペドロサ選手はタイヤに熱を与えることに苦戦。タイヤが適温にならなければグリップを引き出すことが出来ませんので、本人も「氷の上でライディングしているようだった」とコメントしています。

ダニ・ペドロサ

「非常に厳しいレースでした。残念ながらタイヤに十分な熱を与えることが出来ず苦戦してしまいました。自分にとってはまるで氷の上でライディングしているようでした。今朝はウォームアップの中で転倒してしまいました。この問題を解決するために色々な手を尽くしたとしても、この状況を改善することは難しかったでしょう。」

「まったくスピードがない状態で、あらゆるコーナーで転倒のリスクを冒していました。後半にトラックに水が少なくなってから、タイヤに熱を少し与えることが出来、ラップタイムは一気に4秒ほどアップしました。かなりのポイントを失ってしまったのは残念ですね。今は次のレースに集中すること、出来るだけ多くのポイントを獲得することに注力したいと思います。」

(Photo courtesy of michelin)

<レプソルホンダ プレスリリース>