スタート失敗も危なげないレース
スタートのミスが影響し、レース序盤が難しくなったマルク・マルケス。明日はホイールスピンを防ぐための調整を行う意向を示した。決勝レースに向けてもしっかりとレースをコントロールすることが重要だと語る。

マルク・マルケス
「スタートのせいでレースが少し難しくなりました。明日はホイールスピンを起こさないように調整を行いたいですね。気温も暑くフロントタイヤの温度も気にする必要があったので、アレックスを抜くのに少し手間取りました。明日に向けて集中していきたいですね。自分はグリッドでは比較的小柄ですから、スタートはフロントに荷重しているんですが、そのせいでリアに荷重が足りないんでしょうね。この部分はしっかりと改善していきます。」




「アコスタとの接触は現時点では良く覚えていません。こういった接触は自分のようにスタートを失敗したライダーがいると発生してしまいます。アラゴンのターン1は特に狭いですしね。アレックスが前にいる段階で彼のほうが少し速い状況がありましたが、新品タイヤは自分の強みではないことを知っていましたから落ち着いていました。タイヤが摩耗してからはスライド量が増えてきて、自分が好む挙動になっていきました。それで彼に追いつくことが出来たんです。彼に追いつけないかもと思う瞬間もありましたが、重要なことはレースをコントロールしていくことなんです。」
(Photo courtesy of michelin)