ザルコ、タイヤ選択の判断ミスに苦悩
ドイツGPの決勝で、ヨハン・ザルコは戦略判断の難しさに苦しんだ。予選時よりも雨量が減ったことでミディアムタイヤの選択に自信を持って臨んだものの、気温が上がらずグリップ不足に悩まされた。表彰台、さらには勝利の可能性も見えただけに、その選択ミスが悔しさを残す結果となった。とはいえ、重要なポイントを持ち帰れたことを前向きに捉え、翌日の天候を見極めながら冷静に次の一手を模索する姿勢を示した。
「全くグリップしなかった」悔しさと次戦への意気込み
「予選よりも雨が少なかったので、ミディアムタイヤの方が機能すると確信していましたが、そうはなりませんでした。温度が上がらず、全くグリップしませんでした。このコンディションでは表彰台、もしかしたら優勝も狙える可能性があったので、非常に悔しいです。明日も雨の予報が出ているので、全てを分析して決断します。少なくともポイントを獲得できたのは大きいですし、それは重要なことです。明日どうなるか見てみます。」