マルケス、序盤からレースを支配

マルク・マルケスは快調な走行を見せ、序盤からギャップを築いてレースをコントロールし、安定した走りで完走を果たした。スプリントでは毎回速さを見せる弟アレックスが今回は苦戦したことで快適に走行出来たと語る。しかし、チャンピオンシップ争いについては冷静に「ミサノでのタイトル決定は現実的ではない」とした。

アレックスのプッシュがなく快適に走行出来た

「今日は快適な走行でした。集中を保つのは少しむずかしい場面もありましたが、良い走行でした。いつもスプリントではアレックスが速いので彼にプッシュされていましたが、今日は苦戦していましたね。1周目からギャップを開いてコントロールして完走することが出来ました。」

チャンピオンシップをミサノで決めるのは不可能

「ミサノでチャンピオンシップ優勝を決めるのは自分は不可能だと思います。2位との差を220ポイント作らなければいけないわけですからね。あまりにも無理な目標です。素晴らしいライディングが出来ていますが、次は自分が最も苦手とするカタルーニャです。コントロールしていきたいとは思いますが、重要なのはクレイジーなことをせずに走行を続けていくことですね。」