序盤の猛追から安定の6位フィニッシュ

ミルはオーストリアGPの勢いをそのまま持ち込み、全セッションで上位を走行。10番手スタートから序盤で一気に5番手に浮上し、マリーニの背後に迫った。しかし第5コーナーでのミスにより後退し、最後はアルデゲルを攻めながらも無理をせず6位でフィニッシュ。確実なポイントを持ち帰った。

さらに前進できる余地がある

「今日はQ2からスプリントまで非常にポジティブな一日でした。学べることが多く、明日に向けてさらに前進できる余地があります。小さなミスを避ければ、ルカと同じ位置で戦えると思います。ライダーとして常に次のステップを望むものですが、チーム全体が改善への意欲に満ちています。今日は午前中から新しいシャシーを試し、比較テストを行いました。もっと作業を続ける必要がありますが、レース終盤は冷静さを保ち、アルデゲルを攻めながらもベッツェッキを抑え、最終的に納得できる形で終えることができました。」