セットアップに課題も、ライディングには自信
アレックス・マルケスは安定した走行とバイクのフィーリングに手応えを感じている一方で、フロントのセットアップに課題を抱え、旋回性にやや不満を残した。それでもライディングには自信を持ち、週末の戦いに向けて前向きな姿勢を見せている。現在の状況では一つのミスも許されず、特に予選の重要性を強調。KTMの予想を超えるスピードには驚きを隠さなかったが、自身のチームも改善の余地があると語り、ポテンシャル発揮に強い意欲を燃やしている。

改善の余地を前向きに捉え、週末への意気込みを語る
「嬉しい結果ですしバイクのフィーリングも良くコンスタントに走行が出来ました。セットアップはフロントが完璧ではなくて旋回が少し弱いです。まだ改善ができることはポジティブですが、自分のライディングは悪くありませんね。週末に向けて自信を感じることが出来ます。」
KTMの速さに驚きつつ、自チームのポテンシャルにも期待
「現段階でミスは出来ません。集中していきます。特に予選が重要になりますがレースにおけるスピードは自信があります。ここでしっかりとポテンシャルを出していきたいですね。KTMが強いことは予想していましたが、ここまでとは思っていませんでした。低グリップ環境で素晴らしい1周タイムです。自分たちも改善出来ますが、KTMのスピードは驚くべきものがあります。」
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。