クアルタラロ、序盤の接戦から5位フィニッシュ
クアルタラロは2番グリッドからスタートし、序盤は4番手で首位集団に食らいついた。しかし3周目にエネア・バスティアニーニに抜かれ、その後はルカ・マリーニとヨハン・ザルコとの激しいバトルに移行。9周目にザルコ、翌周にはマリーニに抜かれ7番手まで後退したものの、11周目にザルコが転倒し6位に浮上。さらに、残り2周となった22周目に第5コーナーでマリーニを再び抜き返し、5位でチェッカーを受けた。優勝者からのタイム差は14.409秒だった。

「今日はそこまで楽しくはなかった」
「昨日のスプリントではバトルをすごく楽しめましたが、今日はそこまでではなかったです。レース序盤は本当にきつかったですが、タイヤをしっかりと温存することができて、ルカがタイヤを使い切ったことで終盤に彼をオーバーテイクできました。」
「守りの走りはいい経験に」課題も明確に
「ブレーキングなどでも守りの走りを試すいい経験になったので、悪くないレースでした。週末のスタートは難しかったですが、良い形で終えることができました。今日の順位は“リアルなポジション”だと思いますし、自分の予想通りでした。ただ、もう少しトップ集団に近づけると思っていたので、そこは今後の課題です。コンディションによるパフォーマンスの変化をもっと理解していきたいです。」