予選では苦戦も、決勝で巻き返し

ミルは予選で12番手と本来の実力を発揮できず。それでも決勝では執念の走りを見せ、スタート直後からポジションを上げていく。瞬く間にトップ10圏内に入り、レース終盤には予選で前にいたチームメイトのマリーニを猛追。5位チェッカーで日本GPに続くトップ5フィニッシュを果たした。

決勝での手応えと今後への自信

「バイクの状態が良くなってきていて、今日はとてもいいレースができました。予選では本来のパフォーマンスを出せず苦しい展開でしたが、それを力に変えて走ることができました。週末を通して自分のペースはかなり良かったので、全力で攻めました。明日もまた追い上げの展開になると思いますが、このパッケージで楽しめるレースができると思います。」

「普段はあまり得意ではないサーキットですが、ここで表彰台争いができるペースがあるのは自分にとっても驚きです。この状況まで持ってきてくれたチームのみんなに感謝したいです。グリッドを考えれば、もう一度トップ5に入れれば最高ですが、十分狙えると思います。こういった週末は、次戦だけでなく来年に向けても大きな自信になります。」