
AMAスーパークロス選手権第4戦ヒューストン大会で、レッドブルKTMファクトリーレーシングのイーライ・トマックが総合4位を獲得。トリプルクラウン形式で開催された今大会では第3レースでの勝利も記録し、450SXクラスのランキング首位を守り抜いた。
開幕3戦で2勝と3位という好成績を収めていたトマックは、シーズン序盤の勢いそのままに今大会へ臨んだ。KTM 450 SX-F ファクトリーエディションで臨んだ予選では、最初のセッションで46.684秒の最速タイムを叩き出し、トップ通過を果たした。
第1レースでは中団からスタートしながらも着実に順位を上げ、3位でフィニッシュ。第2レースでは4番手を走行中にクラッシュを喫するが、即座に再スタートし、13位まで挽回した。最終第3レースでは圧巻の走りで勝利を収め、総合順位での巻き返しに成功。ランキングポイントを積み重ね、現在2位のハンター・ローレンスに対して4ポイント差のリードを維持した。
イーライ・トマック
「トリプルのオンオフセクションがものすごく高速で、その途中でリアブレーキを強く踏んでしまいました。でもなんとかハンドルをまたいで通過できて、『今ここは絶対にバーをまたがないとまずい』と思いましたね。バイクと接触がありましたが、体は無事ですし、最終レースでリバウンドできたのが本当に良かったです。もしポイントを落とすなら、このレースがそのタイミングだったかもしれません。総合4位を取れて満足していますし、次戦に向けて気持ちを切り替えていきます。」
チームメイトのホルヘ・プラドは予選総合6番手から第1レースで好スタートを決め、5位でフィニッシュ。第2レースではホールショットからレースの大半をリードし、最終的に3位でチェッカーを受けた。しかし第3レースでは第1コーナーで出遅れ、追い上げ叶わず11位に沈んだことで、総合成績は7位。これにより、プラドはランキング8位に浮上した。
ホルヘ・プラド
「ライディングの内容としては非常に良い1日だったと思います。第1・第2レースともにスタートが決まって良いリズムで走れましたが、第3レースは第1コーナーで完全に失敗してしまい、大きく遅れてしまいました。あの短いレース時間で前に出るのは本当に難しかったです。結果には満足していませんが、今夜の反省を次戦アリゾナに生かしていきたいです。」
同じくKTM 450 SX-F ファクトリーエディションを駆るアーロン・プレシンジャーは、予選12番手から第1レースで12位、第2レースで11位、第3レースで13位という結果に終わり、総合13位となった。
アーロン・プレシンジャー
「ヒューストンでの予選は順調に進んでいたんですが、ジャンプで着地をミスして足首を強く打ってしまいました。第1レースはスタートが悪くなかったんですが、いくつかミスをして順位を落としました。中団でのバトルは本当にタフでしたね。第2レースも同様で、うまく展開できませんでした。第3レースも悪くないスタートでしたが、走行中に足首が痛み出してペースを保てませんでした。全体的に厳しい夜でしたが、次のグレンデールでの巻き返しを目指します。」
次戦は2月7日、アリゾナ州グレンデールで開催される。
【ヒューストン450SX結果】
1位:クーパー・ウェブ(ヤマハ)
2位:ハンター・ローレンス(ホンダ)
3位:ケン・ロクスン(スズキ)
4位:イーライ・トマック(レッドブルKTMファクトリーレーシング)
7位:ホルヘ・プラド(レッドブルKTMファクトリーレーシング)
8位:マルコム・スチュワート(ハスクバーナ)
11位:RJ・ハンプシャー(ハスクバーナ)
13位:アーロン・プレシンジャー(レッドブルKTMファクトリーレーシング)
17位:ジャスティン・ヒル(KTM)
【2026年 450SXランキング(第4戦終了時点)】
1位:イーライ・トマック – 88ポイント
2位:ハンター・ローレンス – 84ポイント
3位:ケン・ロクスン – 76ポイント
8位:ホルヘ・プラド – 56ポイント
11位:RJ・ハンプシャー – 38ポイント
13位:アーロン・プレシンジャー – 36ポイント
14位:マルコム・スチュワート – 36ポイント
16位:ジャスティン・ヒル – 28ポイント
中の人は元スズキ(株)気になるバイクニュースを2014年から運営しています。愛車遍歴はGSX-R1000K5、DucatiモンスターS2R、Ducati 916、XR230F、GSX-R600 K7、最近はまた乾式クラッチのDucatiに乗りたいと思っています。